ソーラー自家発電に挑戦

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家庭でできるソーラー自家発電に挑戦しましたのでその内容を報告します。

一般的にソーラー発電は発電した電力を電力会社に購入してもらうものですが、最近は電力買取制度の支援も終了し販売価格が低くなっています。又、買取発電システムは大規模で素人が気軽にできるものではありません。そこで素人でもできるオフグリッドソーラー発電に挑戦することにしました。

我が家は単層3線200/100V給電で給湯はエコキュウート、調理はIHヒーターによるオール電化方式で買電は3時限給電です。

自家発は設備投資が高く、技術的にも高度で実質節電に結び付けることが難しいといわれています。今回はほぼ素人の私が挑戦した自家発の内容を紹介します。

今回の報告は2022/10月から2023/4月までの約半年の活動です。

1.ソーラーパネルの購入

ソーラーパネルは様々な仕様のものがあり、100W 5000円から20000円ぐらいで購入できますが、今回は中古をヤフオクで見つけ購入することにしました。

1)購入希望パネル条件

①総容量1.5KW:AC100V電源がある程度まかなえる容量。

②パネルサイズとしてベニヤ1枚(180X90).重量15Kg以下
(取り回しが容易なサイズ)

③経年10年以下のパネル:パネル寿命が30年程のためできるだけ新しそうなもの、できれば新古品が良い。

④できるだけ近隣の出品者:パネルは大きくて重いため輸送コストを抑えるためにも近くから購入したい。

毎日ヤフオクで良さそうな商品を見てみましたが、最近の電力高騰もあり、オークション落札終盤は高値になってしまします。そこで作戦を変更、適切条件物件が出たら即売価格で入札することにしました。

2)購入パネル

約1か月ほどオークションサイトを監視して下記仕様のパネルを税込み50820円 で落札しました。

①メーカー:三菱電機製製多結晶パネル、2014年3月製(約8年稼働品)

②出力容量:220W/枚×8枚
(合計1780W、公称最大出力動作電圧 Vmp 25.7V 公称最大出力動作電流 Imp 8.56A )

③パネルサイズ:1657×858×46 、重量:16.5kg /枚

④販売先:福井県

輸送コストを節約するため自分で取りに行くことにしました。(片道140Km4時間)

下記は郵送風景、

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a)自家用車荷室全面にベニヤを敷いてパネルが歪まないように配慮

 

 

 

 

 

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b)輸送時の振動でパネルが損傷しないように緩衝材を入れて、荷固定をしっかり行った。

 

 

 

 

 

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c)無事、我が家に搬入した。

 

 

 

 

 

 

 

3)購入パネルの清掃と出力実測

購入したパネルを中世洗剤で清掃し少し錆があったところをタッチペイントで補修しました。

各パネル全体に太陽光を当て解放電圧を測定した。各パネル30V以上の初期電圧があった。太陽光を当てると、徐々に電圧が下がることを確認し、これは太陽光を当てた最初はパネル温度が下がっているが太陽光で徐々に温められることから発電電圧が下がると思われる。各パネルの特性を測定し最適な配置を検討したかったが温度変化による電圧差が大きく困難であることが分かった。

 

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