娘が小学生の時に一緒に作った重量挙げフィギュアが20年ぶりに押し入れの奥から出てきましたので、早速動かしてみました。
20年も前に作ったものですがメトロノームのようにコミカルに動いてくれました。
娘が小学校5年生の時、電磁石を作成する親子セミナーに参加して電磁コイルに電池から電流を流し磁力が発生することを学びました。その時作成した電磁コイルを使い何か動くおもちゃを作成して夏休みの工作に出展することを思いつきました。
娘はフィギュアを紙粘土で作成し、私はコイルを使った駆動装置を作成しました。
<動作構造の確認>
フィギュアが掲げる重りはシーソのように左右が上下します。
フィギュアの背面に、固定電磁コイルと稼働する馬蹄形電磁石を設置し稼働磁石から青糸でフィギュアの重りと結ばれています。
重りの右端に十円玉を置くと、重さで重りが右に傾き、重りの下に付けた磁石とリードスイッチが接近しコイルに電気が流れ馬蹄形磁石が左に回転してフィギュアの重りを引っ張り、右側の重りが上がります。
右側の重りが上がると、端に設けた磁石とリードスイッチが離れて電磁コイルへの通電をOFFしてフィギュアの重りが元に位置に戻る様にしました。
<苦労した点>
1.電気スイッチのON-OFF動作がフィギュア重りの動きに影響しないように電気スイッチにリードスイッチを使い、重り下面に付けた磁石が降下するとリードリレーがONしてコイルが発生する磁場が馬蹄形磁石を吸引してフィギュアの重りを引っ張る構造にしました。
2.振り子のように動くフィギュアの重り調整が微妙にできるように上部にネジで微調節できる調整重りを設けました。
<総評>
工作の題名を「おてつだいで10円貯金」としましたが、10円硬貨をフィギュア重りの右端に乗せることが理解されず、何の講評をいただくことができませんでした。
ガッカリ😞!