6.組み立て
塗装完了した各部品を全て並べた。
バラバラになった部品の組み立てです。
1)エンジン廻り
①ポイントの調整:ON(抵抗0Ω)
② ポイントの調整:OFF点(抵抗2Ω)
③ ポイントの調整(ON/OFF領域)
ポイントを調整しF線でONからOFFし。右図領域でOFFからONすることを確認した。
④エンジン起動テスト用仮組1:起動テストができる最低限の装置を仮組する。
キャブ/マフラー取付:
キャブはガソリン漏れが生じたことから新品に交換。
⑤ エンジン起動テスト用仮組2
点火回路、ガソリン供給システムを仮組
⑥エンジン単体起動テスト
さっそく起動テストを行った。
エンジンの起動良好、エンジンに問題がないことが確認できた。
しかし、マフラーパイプ亀裂があることから少しマフラー音が大きい。
2)タイヤ
①塗装後のネジ穴はタップで掃除
②タイヤ、チューブは新品に交換
③組み立て後、エアーを入れる。
④空気圧は1kg/cm²
⑤フロント/リヤタイヤ組み立て
締付ネジはすべてステンレスに交換
3)電装品
①ハンドルスイッチ
②キースイッチ:接点清掃
③ウインカハウジング:メッキ塗装
④ ウインカレンズは新品に交換、点灯テスト
⑤ヘッドランプ部品:塗装
⑥ ヘッドランプ裏面:清掃後塗装
⑦ ヘッドランプ全面:メッキ塗装で奇麗になった。
5)ステアリング組み立て
①フレーム前方パイプにステアリング
を組み付ける。
②ステアリングフレームにベアリングをグリスで並べフレーム下部から挿入
③ステアリングフレームを挿入したら
クランプする。
④フレーム上部に突き出たステアリングフレームの周りにベアリングをグリスで並べ押さえネジで締め付ける(締めすぎないこと)
⑤上部にカバーネジで締め付ける
⑥フロントスプリング可動部にグリスを充分に塗布する。
⑦ステアリングパイプ下部からスプリングを
はめ込みフォーク保護ブッシュをパイプにねじ込む。
⑧ハンドルマウント三角板の上部からボルトで固定、センターは大型化粧ナットで締める。
6)シート
①シート後部の『HONDA』ロゴを白色塗装
②シート裏面の剥がれはサイド部に縫い付ける。
③シート裏面:補修後
7)フレーム部への組付け1(マフラー交換してのエンジン起動テスト)
①フレーム取付ネジはタップで清掃。
②エンジン本体にフレームを取付。
③マフラーは新品を取付
④新品マフラーでのエンジン始動テスト
エンジン始動はokであるが少しキャブがかぶり気味で回転が安定していないことから
キャブ調整が必要と思われる。
⑤キャブ内ニードルが上付き
⑥2段位置を下げて混合比を薄くした
混合比を薄くした結果回転がスムースになった。
8)フレーム部への組付け2
①作業台へのリフト
作業台への上げ、下げはリフターで行った。
②フロントタイヤ取付
③リヤタイヤ取付
④エアフィルタ、ハーネス取付
⑤ブレーキ部組付け、キックペダルゴム取付
⑥バッテリーウインカリレー取付
ヘッドライト、テールランプ取付。
⑦作業台から降ろす。
⑧タンク・シート取付
⑨タンクコックは新品に交換
キャブ入力前にはガソリンフィルターを新設
⑩ナンバープレート取付:完成